JASRAC著作権問題の今後はどうなる?ヤマハ提訴や個人の使用料は?

JASRACが『楽曲を使用する際に著作料を徴収する』と言い出した問題。

最近では、京都大学の入学式の式辞で『ボブ・ディランの歌詞を引用した』というだけで、大学側に著作料を請求したと言います。

しかしながら、本当にこんなことが許されるのでしょうか?

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 個人で使用する場合でもダメなの?

一般的に『営利目的のお店等で楽曲を使用したり、カバー楽曲を出した時に著作料を支払う』といったイメージがありますが、実際には個人での使用にまで及ぶ話なのです。

  •  個人の結婚式で楽曲を使用した
  • 学校の文化祭で曲を流した
  • カラオケの『歌ってみた』動画を投稿した

 これらも、JASRACの著作料の徴収対象となってしまいます。

もちろん『バレなければ良い』と言ってしまえばそれまでですが、今回の京大の入学式の件のように、何者かが内部申告してしまう可能性もあります。

JASRAC,京大

 JASRACは独占禁止法に違反してないの?

これだけ厳しい“取り立て屋”をしているJASRACですが、独占禁止法には違反していないのでしょうか。

実は結論から言うと、JASRAC自身も『独禁法に違反している』ことを認めているのです。

今後、公正取引委員会がどのように動いてくれるかに期待するしかないですが、そもそも独禁法違反を正式に認めたのは2016年9月のことです。

そこからすでに半年以上経過していますので、JASRAC側も『違反と分かっていても改める気がない』と考えても良いでしょう。

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 ヤマハがJASRACを提訴!?

 そもそもJASRACの問題がこれだけ取沙汰されるようになったきっかけとして、ヤマハ等の音楽教室にまで著作料を請求することを発表したからでした。

 一般的に著作権が及ぶ範囲は『公衆に直接聞かせるための演奏』のみであるはずです。

それなのに、音楽教室内で楽曲を使用する(普通に歌を歌ったり、ピアノを弾いたりする)だけでJASRACにお金を払わなければならないと言うのです。

もちろん批判の嵐でしたし、実際にヤマハは現在大々的な署名活動を行っており、今後JASRACを提訴する予定です。

今後、JASRACはどうなっていくのか?

もちろん多くの人が『JASRACなんていい加減うざい』『JASRACは潰れてほしい』と思っているわけですので、世論としてJASRACの味方をする者はほとんどいないと考えられます。

Twitterや2chでは、「カスラック」と揶揄されているほど。

しかしながら、

  • JASRACへの天下りの可能性がある(政界との結びつき)
  • 独禁法違反を承知したうえで公正取引委員会と戦っている
  • この期に及んで、京大に請求を行った

 これらの点から、音楽教室との抗争はなかなか決着がつかないと予想され、例えヤマハ側が勝訴したとしても、現状を打開するのは難しいかもしれません。

 個人にJASRACから請求が来たら?

それでは、個人宛てにJASRACからの請求が来た場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。

実はこちらも今に始まった話ではなく、昔から『個人ブログに歌詞を載せた場合、JASRACから請求のメールが届く』というのはよくあることでした。

歌詞を載せることへの賛否は一旦置いておいたとして、JASRACの請求に関する問題は、既に何年も前から個人レベルに及んでいたのです。

その際によく言われていたのは、『JASRACから請求が来ても、無視していればOK』ということ。

知恵袋等で同様の質問が多く見受けられますが、例え直接請求のメールが届いたとしても、何もせずに放置して、該当のブログ記事さえ削除してしまえば、その後しつこく追いかけてくることはなかったのです。

おそらく現在においても、JASRAC側としても一人ひとりに構っている時間はないはずですので、個人の使用に関しては、それほどビクビクする必要はないと考えられます。

(ただ、先日もカラオケの歌ってみたの一部を投稿した男性が裁判沙汰になっていましたので、インターネットやSNSへの投稿は控えた方が良いでしょう)

 

いかがでしょうか。

今となっては、アーティストを含む全ての世論を敵に回したと言っても良いJASRAC。

自由に音楽を楽しめる、そんな当たり前の文化が守られる日が来ることを願うばかりです。

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